スタジオの機材達も古いものは20年を経過し、故障の可能性が年々高まってきたため、この不可抗力による半ば休業状態を利用して色々と更新してきました。

上はレコーディングの核となる機材達です。上段はLUNCH BOXと呼ばれるケースに収納されたマイクプリアンプ(CONISIS5601)とコンプレッサー(FMR AUDIO RNC500)。主にボーカルレコーディングで使用します。電源を一括で管理できたり、機材同士を内部結線できたりして便利。その下左はメインPCであるMac mini2018。速くて小さくてかっこいいやつです。Mac Proはもう手の届かないところに行ってしまったので、僕にはMac Miniしかありません。隣はオーディオインターフェース(Apogee Element24)。これも音が良くて小さくてかっこいい。ApogeeはAppleと仲が良いので相性が良いらしい。そしてThunderboltという、雷のように速い高速busでMac miniと繋がります。その下はハードディスク2台(録音用とバックアップ用)。右はモニターシステムの中心となるPresonusのCentral Station。これだけは同じスペックを満たす製品が無くて、ずっと使い続けています。具体的にはトークバックをフットスイッチでON/OFFできたり、光入力があったり、です。一番下は無停電電源装置。停電が起きたときに数分間電顕供給を維持してくれて、その間に大事なデータを保存するためのもの。実はこれが一番大事かも。デジタルとアナログで分けています。

これはバンドレコーディング用のシステム。オーディオインターフェース(Apogee Element88)を2台LINKさせて、16トラック同時録音できます。ボーカルレコーディング用のApogee Element24と使い勝手が同じなのも利点です。下はBehringer P16-iというモニター信号の分配器。そこから手前のBehringer P16-Mというヘッドフォンミキサーに信号が送られ、演奏者が自分の音をモニターします。P16-Mは5台あるので、同時に5人でレコーディングできます。
こんな感じで、マイク及びスピーカー周りを除く全てのレコーディング機材を更新してしまいました。いろいろ覚えなければいけないことがたくさんあります。大変だ…。