
新型コロナウイルスの影響でスタジオ利用客が減少し、次の手を検討していたところ、Sound&Recording Magazineの記事でBlackMagicDesign社のAtem Mini(HDMIスイッチャー/配信ガジェット)の存在を知り、映像の沼に足を踏み入れることになりました。検討した結果、最上位グレードのISOの導入を決定。ISOの最大の特徴は4系統の映像入力をそれぞれ映像データとして記録できることです。そして、同社のDavinci Resolveという映像編集ソフトで、時間軸の揃った複数の映像データとして編集できます。また、ハードウェアエンコーダーを内蔵しており、本機からEthernet接続で動画配信ができます。とりあえず生配信して、後で編集したものをアーカイブ配信することができる。便利な反面簡素化されている部分もあるが、こういったガジェットの意義は、何が出来ないかではなく、何ができるかを考えて楽しむことにあります。不自由さから面白いものが生まれることはよくありますから。